ワカサギの釣り場選びについて

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全国各地にワカサギ釣りができる場所がありますが、ワカサギ釣りといっても、釣り方はさまざま。釣り場、釣りのスタイル選びは最も重要なことです。
自分が行く湖がどんな釣りができるのか、またはどんなスタイルでワカサギ釣りを楽しみたいのか。あらかじめ考えて、調べておくと困りません。
また、それぞれ行きたい場所の解禁期間を調べておくことも忘れないようにしましょう。

岸釣り ~もっともオーソドックスな釣りのスタイル~

point-select-shore岸釣りのメリットとしては、一番手軽だということ。ボートやドーム船に乗ることなく楽しめます。水深は浅いので、道具は手バネ竿よりも3〜4メートル前後の延べ竿や、6フィート前後のリール竿を用いましょう。
場所は基本的に桟橋メイン。釣れなければ他のポイントに移るか、回遊してくるのを待つかのどちらかになります。

ドーム桟橋

point-select-domepier場所によっては、ドーム桟橋を設けているところもあります。ボートやドーム船よりも比較的安価で、手軽に釣りをすることができます。普通の岸釣りとは違い、手バネ竿の仕掛けで釣りをすることになります。
冬の時期でも、ハウスの中なので暖かく釣りをすることができ、動かないで釣りが楽しめるのがGood!
そして、自販機やトイレが近く、女性や子供連れでも安心して釣りができるのも大きなメリットです。ただし、移動ができないので、回遊してこないと悲惨な釣果で終わってしまうことも・・・。

ドーム船・ドーム桟橋があるワカサギ釣り場一覧

湖上釣り ~数を狙うなら湖上の釣りに限る~

岸から釣るよりも、釣れる可能性がグッと上がるのが湖上での釣りです。“レジャー”という意味においても、湖上での釣りは格別。
湖上での釣りは、ボートやドーム船が選択肢としてあります。少しお金を出してでも、快適に釣果を伸ばしたいなら湖へと出ましょう。陸酔いは若干ありますが、船酔いをすることは滅多にないと思います。

ボート釣り

point-select-boat手軽に湖上に出られるのがボートです。個人やカップル、ファミリー単位で周りに気兼ねなく楽しめます。そして、なにより好きな場所にすぐに移動ができるのが最大のメリット。アタリが遠のいたら場所を変え、いろんな風景を楽しみつつ、水を感じながら釣りができます。
水深があるので、仕掛けは手バネ竿よりも、6フィート前後のリール竿が扱いやすいです。ワカサギ専用のかなり柔らかめの胴調子の竿がベストですが、バスロッドのウルトラライト、アジング、メバリング、トラウトロッドなどでも十分に代用が可能です。
ボート釣りでは、釣りたいポイントに浮かび続けられるように、「アンカー止め」「ロープ止め」の、いずれかの技術が必要です。ロープ止めは、水中に張られたロープを見つけてオールですくい上げ、ボート止めや紐でボートとロープを左右ガッチリと固定させます。アンカー止めは、アンカー(舟を固定するためのロープのついた重り)を一つ落とした後、移動して二つ目のアンカーを下ろします。そして、両サイドのロープを均等に張って安定させれば完了です。
ボート釣りの注意点としては、まず寒さ対策。秋であっても時間や天候によっては冷えます。なにより、ボートは風を遮るものがない(風を遮るフード付きのものもありますが・・・)ので、体温が奪われやすいです。防寒着などをボートに積み込むなど、対策できるようにしておきましょう。
そして、ライフジャケットを必ず身につけ、ボートの上では座って漕ぎ、座って釣りをするようにしてください。バランスを崩して落水・・・なんてこともありえます。

ボート釣りができるワカサギ釣り場一覧

ドーム船

point-select-domeboat湖上釣りの中でも、快適に釣りを楽しむのならドーム船が1番オススメ。乗り合いにはなりますが、その日一番釣れるポイントに案内してもらえて、一人一つの釣り座でくつろいで釣りをすることができます。
室内は快適な温度に保たれ、冬でも薄着で楽しめることができ、ドーム船の中には水道、トイレも完備。出前を取ってくれるドーム船もあり、基本何でも揃っています。正直、手ぶらで行ったとしてもまったく心配はいりません。女性、子どもも安心して釣りができる、お手軽レジャーフィッシングの境地です。
 唯一の弱点は長時間同じ場所で釣りをしなければならないこと(早上がりが可能なドーム船もあります)。子どもと一緒に行った場合、飽きられる可能性があるので、その対策をとっておきましょう。

ドーム船・ドーム桟橋があるワカサギ釣り場一覧

氷上釣り ~冬の風物詩を贅沢に味わおう!~

point-select-ice“冬のワカサギ釣り”と言えば、一面に真っ白な氷の上で穴を開けて釣りをする光景が目に浮かぶかと思います。冬の風物詩であり、やってみたい冬レジャーの上位に必ず入ります。人生で一度経験してみるのも損はないでしょう。
氷上釣りの醍醐味の一つである「穴空け」ですが、初めての方は現地のスタッフに空けてもらいつつ、空け方を教えてもらうのが良いでしょう。
 注意点は、車と防寒。氷上の湖に行くには四駆の車にスタッドレスタイヤか、もしくは車にチェーンを巻くことが必須です。帰りに吹雪に遭遇すると、帰れなくなります。
 そして、防寒。常に氷点下の世界でじっと座って釣りをするのですから、防寒対策は十分に行うのがベターです。ただ、釣り場によっては、防寒用のテントやストーブを貸し出しているところや氷上テント小屋、氷上ドーム船などもあり、比較的暖かい中で釣りをすることも可能です。

氷上釣りができるワカサギ釣り場一覧