おけと湖は、北海道東部にある常呂川に建設された鹿ノ子ダムによって誕生した湖です。広大な北海道で、「置戸町」と言う地名が想像つかない方もいらっしゃると思いますので、著名な街で説明すると、旭川、北見、帯広のちょうど中間付近にあります。
このダムは、洪水調整、灌漑、上水道の目的で特定多目的ダムとして造られました。このダムの運用以降、豪雨や融雪時の洪水対策で水害の被害を軽減させてきました。山間部で、幹線道路が走っていないことや、携帯電話の電波がサポートできていない場所でもあるので、ここを訪れる際は、事前に準備と確認を行ってください。また、緊急時についても、市街地から遠いため時間が掛かることがあるので、安全面に配慮して釣りを行ってください。
湖畔は、森林に囲まれていて、自然と調和のとれた環境となっています。
夏季には、キャンプ、釣り、カヌー、バードウォッチングで湖畔に多くの方が訪れます。
冬季は、氷上でテントを張ってワカサギ釣りを楽しまれている方が多くいらっしゃいます。北海道の山間部で極寒の環境でもあるので、無理をしないで楽しんでください。
冬季のワカサギ釣り期間中に、「おけと湖氷上釣り大会」が開催されます。参加料や事前登録が必要ですが、ワカサギ釣りの腕を試す機会かもしれません。近隣の方は、参加を検討してみてはいかがでしょうか。
置戸町に位置するおけと湖。
私が行った時期はシーズン終盤で、湖の入り口付近しか出入りすることができませんでしたが、わかさぎはすぐ100匹ほど釣れたので楽しめました。途中、ニジマスも仕掛けに掛かったりしましたが、サクラマスもいるそうなので次回は狙っていきたいです。
おけと湖の良いところは、車を停めてから釣り場まで近いので、移動に時間があまりかからない点でしょうか。その点ではファミリーでも行きやすい釣り場かもしれないです。